せっかくお気に入りの財布を買ったのに、1〜2年でボロボロになってしまった経験はありませんか?
実は私は、大切に使っていた財布を1年半ほどで泣く泣く手放したことが、過去2度あります。
本当に大切にしていた分、買い替えるのが辛くて――。もうそんな悲しい思いはしたくない。
そう決意して20代半ばの頃に出会ったのが、日本の職人さんが手作りした本革財布でした。そしてなんと、その財布を15年以上も現役で愛用しています。
そこで今回は、一つの財布を15年以上愛用してきた経験から、本当に良いものを長く愛用したい大人の女性に向けて「長く使える財布の特徴」を分かりやすく解説します。
実は、長く使える財布には大きく分けて「経年変化を楽しむタイプ」と「美しさを保つタイプ」の2種類があります。
あなたがどちらのタイプが向いているのか、よかったら参考にしてみてください。
長く使える財布の特徴と2種類の革

職人が手作りした、日本製の革財布はとても丈夫で、長く愛用できると言われています。
日本の職人さんの手仕事が丁寧で、縫製が美しく、そして一切の妥協を許さない職人のプライドが詰まった革財布は、どれも芸術品です。
そんな「一生もの」と呼べる財布には、共通して以下のような3つの特徴があります。
長く使える財布の特徴
- 本当に腕のいい職人が手作りしていること
- 丁寧で美しく、丈夫な縫製
- 上質な革を使用していること
- 破れや劣化に強く、見た目も美しい
- 修理対応しているショップを選ぶこと
- 万が一のときも安心!
本当に上質な本革財布を長く愛用したい場合、上記3つは大切な考え方です。
特に革財布は修理(リペア)しながら使うことで10年、20年と愛用していくこともでるので、日本の職人さんが手作りした財布は一生の相棒として手元においておきたくなります。
では、この条件を満たした「上質な日本製の財布」を選ぶとき、何を基準に選べば良いのか。
それは、あなたの好みが一番影響する大切なことなので、ここから詳しく解説していきます。
長く使える財布には2つの考え方がある
あなたが財布に「どんな美しさ」を求めるかによって、選ぶべき革はガラリと変わります。
革には大きく2つのタイプがある
- 経年変化を楽しむ革(タンニンなめし)
- 美しさを保つ革(クロムなめし)
それぞれの革の特徴や、あなたがどちらのタイプに向いているのかをお話ししていきます。
使うほどに愛着が深まる「経年変化を楽しむ財布」(タンニンなめし)

よく「革を育てる」と言いますが、財布をいい味わいへと、そして世界に一つだけの“自分色”へと育てたい方にぴったりなのが、この「植物タンニンなめし」の革です。
実は、私が15年以上愛用している財布もまさにこのタイプ。
使うほどに色が濃く、さらに光沢が増し、飴色へと経年変化(エイジング)していく過程がとても楽しく、そしてとても愛おしく感じられます。
経年変化とは?

経年変化とは、使うほどにどんどん自分色へと染まっていく過程を言います。
革の場合、手の油分、紫外線、摩擦などで艶が増し、色が濃く深まっていきます。故に、同じ革でも育てる人によって様々に変化するため、使うほどに自分色へと育てることができます。

私はこの経年変化の沼にどっぷりハマってしまい、財布だけではなく、手帳、バッグ、ポーチなどの小物類もお迎えするようになりました。
経年変化する財布の魅力は、やっぱり自分と一緒に成長し、生きた証を刻めることだと私は思っています。毎日お財布を手に取るのが本当に楽しいです!
経年変化する財布の特徴(メリット・デメリット)

経年変化する財布は世界に1つしかない、自分だけの財布に育てる楽しさがある一方、少し気を使うこともあります。
そこで、経年変化するタンニンなめしのメリットとデメリットについてお伝えいたします。
タンニンなめし革のメリット
- 世界に1つだけの革に育てられる
- 使うほどに艶が増し、重厚感が出てくる
- 自分と一緒に成長していける
タンニンなめし革の最大の魅力はやっぱり「経年変化する」こと!これに尽きます!!
使うほどに自分色へと育つので、愛着がものすごく湧き、飽きることなく何年もそばに置いておきたくなります。
また、時を重ねるごとに深みのあるアンティークな表情へと育っていくため、思い出や時間を一緒に刻んでいるような感覚を味わえます。
タンニンなめし革のデメリット
- 雨などの水に弱い
- 傷がつきやすい
- 見た目が汚くなることもある
- 定期的なお手入れが必要
経年変化する財布の特徴として、「水に弱い」「傷がつきやすい」などが挙げられます。
水が少しでもつくと革の奥に水分が吸い込まれ、それがシミになることもあり、また、ちょっと爪でひっかいてしまうだけでも傷になります。

ただ、それも思い出として刻めるところにロマンを感じます。
できてしまった傷やシミのひとつひとつが、自分が生きてきた証であり、思い出となるので、10年後にふとその傷を見た時に「そういえばこの傷はあの時に…」なんて過去を振り返ることもできます。またそれが楽しいんです。
けど、このシミや傷は、ちょっとしたお手入れで事前に防ぐこともできますし、後から薄くさせることもできます。
大切な革を長く愛用するために必要なお手入れについても少し解説しますね!
タンニンなめし革の基本的なお手入れ方法

経年変化する革の多くが、あらかじめ革の奥にオイルをたっぷりと含ませてあります。
革に染み込んでいるオイルが、使うほどに表面へと染み出して革全体に浸透し、自然と保護膜を作ってくれるので、実は使うほどに「水をはじきやすくなったり」「傷を目立たなくする」こともできます。
ゆえに、一番のお手入れは毎日使うことだったりもします。
もし表面に乾燥を感じたら、ラナパーや蜜蝋などのオイルクリームで油分を追加してあげると、さらに色が濃く、艶やかになり高級感が復活します。
防水スプレーで汚れとシミを防げる
そして、もし雨の日も愛用したい場合、定期的に防水スプレーをかけておくと、突然の雨対策、そして汚れ対策になります。
私は雨の日は財布を家にお留守番させておく派なので防水スプレーは使わないのですが、防水スプレーをすることで汚れが付きにくくなります。少しでも美しさを保ったまま育てたい場合は使用してみるのもおすすめです。
防水スプレーの選び方は以下の記事で詳しく紹介しています。

手間がかかる分、愛着もひとしお

ここまでデメリットをお話ししてしまうと、「なんだか気を使ってめんどくさそうだな」「自分には負担になるかも」と思われる方もいると思いますが、その手間がかかる分、愛着が本当に無限に湧いてきます。
たとえば、毎日コツコツお世話をして綺麗なお花を咲かせる植物のように、「手をかけるほど愛おしくなる」あの感覚にとてもよく似ています。
育てがいがあると言いますか、自分色へと移ろっていく変化と同時に、時代もどんどん変化していき、そして一緒に長く生きていく。経年変化した財布を見るたびに心が満たされ、嬉しくなってしまいます。
タンニンなめし革の経年変化には、使う人を魅了する、そんな魔法があります。
買った時のきらめきが続く「美しさを保つ財布」(クロムなめし)

いや、そうは言っても、私はもっと気軽に長く財布を愛用したい。
買った当時の美しさを維持しながら、長く愛用したい。
そんな方におすすめなのがもう一つの選択肢である「クロムなめし革」です。
世界の一流ラグジュアリーブランドの革財布の主流になっているのも、こちらのクロムなめしなので、高級感、華やかさを重要視している方にイチオシです。
そんなクロムなめしのメリット、デメリットは以下になります。
クロムなめし革のメリット
- 雨や水に強く、シミができにくい
- 傷に強い
- 面倒なオイル塗りなどのお手入れ不要
- 色褪せしにくい(買ったときの鮮やかさを保つ)
- カラーバリエーションが豊富
- 高級感がある(ハイブランドの主流)
クロムなめし革のデメリット
- 経年変化しない
経年変化するタンニンなめしの「真逆」をいくのが、このクロムなめし革です。


タンニンなめしのデメリットをすべて克服している上に、高級感あふれるきらびやかなデザインが豊富なので、美しいものが大好きな女性に圧倒的な人気があります。
それゆえに、デメリットはたった一つ。
経年変化(エイジング)を堪能できないこと!
でも、経年変化しないことがクロムなめしの美しさの秘訣でもあり、最大のメリットでもあります。
そう、冒頭で少し触れた「長く使える財布には、経年変化を楽しむタイプと美しさを保つタイプの2種類がある」とお伝えしたのは、まさにこのことだったんです!
あなたはどちらがタイプ?おすすめな人、向かない人

ここまで2つの革の魅力をお伝えしてきましたが、「まだ迷ってしまう…」というあなたへ。
それぞれの革がどんな方におすすめなのか、またはおすすめじゃないのかを分かりやすくまとめました。
タンニンなめし(経年変化する財布)がおすすめな人・向かない人

- お財布を「世界にひとつだけ」の相棒へと育てたい人
- 使うほどに深みが増す、アンティークな風合いや本革の香りが好きな人
- 傷やシミさえも「生きてきた証・大切な思い出」として愛せる人
- 毎日たくさんお財布に触れて、愛着をどんどん深めていきたい人
- 10年、20年と、時代を超えて同じお財布を長く愛用したい人
クロムなめし(美しさを保つ財布)がおすすめな人・向かない人

- お気に入りのカラーや、買った当時の美しさをずっと維持したい人
- ピンクやベージュなど、思わずときめく鮮やかな色を選びたい人
- 面倒なお手入れは一切抜きで、いつでも気軽に財布を使いたい人
- 雨の日でも神経質にならず、気楽にバッグへ入れてタフに使いたい人
- ハイブランドに負けず劣らずな、洗練された高級感や華やかさを大切にしたい人
めんどうなお手入れ一切不要で、ハイブランドのような高級感と美しさを長く楽しみたい方はクロムなめしを選択すると、後悔なく末長く愛用していけます。
その一方で、
「手間がかかっても革を育てたい!」
「経年変化をたっぷり堪能したい!」
「シミや傷上等!!一緒に時を刻んでいける相棒がほしい!」
という方は、迷うことなく「タンニンなめし」を選ぶと、ワクワクするような楽しい日々を過ごせます。
私が自信を持っておすすめしたい、一生ものの日本製本革財布


「どちらが自分に向いているか分かった!」という方も、 「まだちょっと迷ってる……」という方も。
そんなあなたに向けて、私が大好きで心からおすすめしたい国内ブランドを、それぞれ1つずつ厳選してご紹介します!
どちらも、この記事の最初にお伝えした「長く使えるお財布の3つの条件」である、
- 本当に腕のいい職人が手作りしていること
- 上質な革を贅沢に使用していること
- 修理対応などのアフターケアがしっかりしていること
をすべて完璧に兼ね備えた、まさに一生ものにふさわしい革財布です。
【タンニンなめし】経年変化を楽しむ、優しく育つお財布「sot(ソット)」

「使う人の人生に、そっと寄り添うように」――。
そんな優しい願いが込められたsot(ソット)は、本物志向の人に愛される日本発のレザーブランドです。
とにかくシンプルイズベスト!
無駄のない洗練されたデザインだからこそ、飽きることなくじっくりと革を育てていくことができます。
また、性別を問わないユニセックスな佇まいなので、パートナーと色違いや形違いをペアで持てるところも魅力的。
sot(ソット)の特徴
- 日本の熟練革職人が、一つひとつ丁寧に手作りしている
- 世界中の革マニアを魅了し続けている「イタリアの伝統的な高級レザー」を使用している
- 劇的な「経年変化(エイジング)」が楽しめる
- 縁起のいい亀甲文様がお洒落な「伝統織物の裏地」がついている
- 長く愛せるように、万が一のときも安心な「修理対応」を行ってくれる
\ いつまでもそっと寄り添ってくれる革財布 /
飽きずにずっと愛せる。sotで圧倒的人気を誇る「プエブロレザー」

こちらは私が愛用しているsotの「プエブロレザー二つ折りミニ財布
」です。
このお財布の大好きなポイントは、最初の頃の「少しザラっとした和紙のような手触り」から、使い込むほどに「ツヤツヤとした光を反射するほどの光沢感としっとり感」へと変わっていくところです!
使うほどに艶が増し、美しく経年変化してくれるので、いつまでも撫でていたくなるほど愛おしい相棒です。


私は昔からミニ財布派なのでこちらを選びましたが、収納量や機能美を重視した女性には圧倒的に長財布が選ばれています。
女性に人気の長財布2選
手にすっぽり収まる上品なミニ財布か、プエブロレザーの劇的な変化を全面で楽しめる贅沢な長財布か。 よかったら、sot公式サイトでチェックしてみてください。
\ 使うほどにアンティークな姿へ /
【クロムなめし】美しい質感を長く楽しめる、世界が認めた極上財布「NAGATANI」

知る人ぞ知る、日本が誇る世界的なラグジュアリーブランド「 NAGATANI(ナガタニ)
」。
日本の腕の良い革職人が、ひとつひとつ丁寧に縫製した革財布は、まさに「宝石」のように美しい佇まいです。
その最大の魅力は、世界のトップメゾンと同じ、世界最高峰の高級シュリンクレザー「エスポワール」を贅沢に使用していること。

面倒なお手入れなしで、ラグジュアリーな高級感と鮮やかな色彩を長く楽しめる、大人の女性が持つにふさわしい最高級ブランドです。
NAGATANIの特徴
- 皇室別注品バッグを手がけた、本物志向の人が行き着く国内最高峰ブランド
- 日本の熟練革職人さんが、妥協なく一つひとつ手作りしている
- 世界のトップメゾンと同じ最高峰の高級レザー「エスポワール」を使用
- 流行に左右されない、凛とした気品あふれるエレガントな大人のデザイン
- 長く愛せるよう、万が一のときの「修理対応」も万全
\ いつまでも美しく輝く財布 /
皇室も認めた確かな品質と職人技


NAGATANIは、1968年に創業。
その一切妥協のない丁寧なものづくりは、過去に何度も「国の栄誉ある場」に選ばれてきました。
- 1993年…アメリカ・クリントン大統領夫人 就任祝いの国賓別注品バッグ製作を賜る
- 2006年…当時皇太子妃であらせられた雅子さまの 皇室別注品バッグ製作を賜る
――世界の大舞台や、日本の皇室という「絶対に失敗が許されない大切な場」に選ばれ続けるブランド。
皇室や国が認めたNAGATANIの職人技が光る財布を毎日堪能できるなんて、これほど贅沢なことはありません。
NAGATANIの顔として愛され続ける長財布「SAHO」

NAGATANIの財布で圧倒的人気を誇るのがこちらの「SAHO」シリーズです。
職人がひと針ひと針丁寧に手縫いしたステッチがとってもおしゃれ!
世界最高峰の高級レザー「エスポワール」をまとった、まさに一生を共にしたくなる長財布です。

ビビットカラー、パステルカラー、上品なナチュラルカラーまで、豊富なカラーバリエーションも魅力のひとつ。
ただ、熟練の職人さんが手作業で仕立てているため、どうしても一度に大量生産することができません。そのため、お気に入りのカラーがタイミングよく在庫にあるかは、まさに奇跡の出会い!
素敵なカラーとの一期一会の出会いを、ぜひ楽しんでください。
\ 1番人気のSAHOシリーズはこちら /
コンパクトで可愛い二つ折り財布 BONNY

こちらのコロンとしたフォルムが可愛い二つ折り財布「BONNY(ボニー)」シリーズもすごく魅力的。
手のひらに収まるコンパクトなサイズ感でありながら、かさばりがちなカードや小銭もしっかりと収納できます。
まさに計算し尽くされた「機能美」が光ります。


こちらは内装も最高級レザー「エスポワール」を使用した、とっても贅沢な逸品となっています。
「バッグは小さめ派」
「スマートに上質なものを持ち歩きたい」
という女性に、一番おすすめしたいお財布です。
\ 職人技が光る、コロンとした愛らしい革財布 /
最高級エスポワールの魅力はこちら

結局、どちらがおすすめ?

「世界に一つだけの相棒に育てるsot」と、「いつまでも美しさを保つNAGATANI」。
私は経年変化する素朴な革財布も、経年変化しない煌びやかな革財布も両方好きです。
経年変化する財布がおすすめな方
・とにかく革を育てたい!経年変化大好き!
・お手入れは苦じゃない
・派手はものより、ナチュラルで素朴なデザインが好み
・傷やシミさえも思い出として愛せる
・アンティーク感、ビンテージ感が好き
経年変化しない財布がおすすめな方
・仕事やフォーマルな場で使いたい
・高級感のある見た目を重視したい
・雨や傷を気にせずに使いたい
・お手入れ一切不要で気楽に使いたい
・華やかなカラーが好みの方
ご自身の好みやライフスタイルにあわせて選んでみてください。
財布を購入する時のワンポイントアドバイス

革財布を長く愛用したいなら、「修理(リペア)対応しているショップ」を選ぶのがおすすめです。
どんなに腕のいい熟練革職人が仕立てた上質な財布でも、毎日使っていれば、糸のほつれや、ファスナー・ホックの不具合などはどうしても起こり得るもの。
そんな時、売っておしまいのショップではなく、「その財布の構造を知り尽くした職人」が自ら直してくれるショップなら安心です。

同じ色の糸、同じデザインの金具を使って修理してくれるので、修理を重ねても“自分の財布”としての一体感が失われず、使い込むほどに愛着が積み重なっていきます。
ずっと長く一緒に過ごしてきた愛着のある財布を、ちょっとした不具合で手放したくない私が最後に辿り着いたのが、修理サービスも行なっている国内ブランドでした。
お気に入りを、メンテナンスしながら何年も大切に使う。
そんな大人の楽しみ方ができるショップを選ぶことで、安心して長く愛用していけます。
- sot…アフターサービスについて(修理・ケア)

- NAGATANI…修理・メンテナンス

まとめ
今回は、長く使える革財布の代表である「タンニンなめし」と「クロムなめし」の2種類についてお話ししてきました。
それぞれ全く違う魅力を持っているので、お財布を選ぶときの基準として、ぜひ「革のなめし方」も意識してみてください。
「長く愛せるお財布をもっとじっくり選びたい」という方に向けて、以下の記事では『一生使える革財布の選び方や特徴』をさらに詳しく解説しています。

あなたにぴったりの相棒を見つけるきっかけになれば幸いです。




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