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kuu
クリエイター
革製品愛好家歴10年以上。
最近は革の手帳にハマっています。革と一緒に自分も成長していける日々が好きです。

劇的な変化に溺れるプエブロレザー|特徴・手入れ・厳選財布3選

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世界中の革愛好家を虜にするプエブロレザー。

昨今、革好きの間で絶大な人気を誇るプエブロレザーですが、その最大の魅力はやっぱり「経年変化(エイジング)の楽しさ」です。

実はこのプエブロレザー、特別な手入れがほとんどいらず、誰でも綺麗に育てられる「本革初心者さん」にこそ手にしてほしい魅惑の革なんです。

今回は、一度手に取ればその変化に溺れてしまう、プエブロレザーの魅力を徹底解説します。

この記事でわかること

・プエブロレザーの特徴と魅力
・メンテナンス方法(ほぼお手入れ不要の理由)
・【本音】向いている人・向いていない人
・一生の相棒に、日本製プエブロレザー財布3選

5年後、10年後と愛せる「自分だけの作品」を育てる旅へ。
さっそく詳しく紹介していきます。

プエブロレザーは、性別を問わず愛される不思議な魅力を持つ革です。本記事では、メンズ・レディースという垣根を超えて、その魅力やおすすめの財布を詳しくご紹介しています。

もくじ

この記事を書いた人

kuu
クリエイター
革製品愛好家歴10年以上。本革を自分色へと育てるのが大好き。日々使う中で感じたことを大切に、革製品たちの記録を残しています。

プエブロレザーとは

プエブロレザーは、イタリア・トスカーナ州の老舗タンナー「Badalassi Carlo(バダラッシカルロ社)」が製造するイタリアンレザーです。

植物タンニンを主体に鞣された革に独自の表面加工(スクラッチ加工)を施すことで、マットな質感と豊かな経年変化を楽しめるのが特徴です。

トスカーナ地方の伝統的な皮革技術「バケッタ製法」によって作られる、個性の強いレザーとして世界中の革愛好家から絶大な支持を得ています。

伝統的な製法「バケッタ製法」とは

PELLE CONCIATA AL VEGETALE IN TOSCANA社が発行している
トスカーナ産植物タンニンなめし革である証明書

バケッタ製法とは、イタリア・トスカーナ地方で受け継がれてきた伝統的な皮革製造技術です。

植物タンニンでじっくり鞣した革に、牛脚油などの天然油脂を時間をかけて浸透させることで、革の内部までしっかりと油分を含ませて仕上げています。

この工程により、革はしっとりとした柔らかさと、使い込むほどに深みを増す独特の経年変化を持つようになります。そしてこの経年変化こそが、プエブロレザーが愛される理由の1つでもあります。

プエブロレザーは革の芯までオイルが入っている

一般的なレザーは表面付近に油分がある程度ですが、バケッタ製法でなめされたプエブロレザーは繊維の奥まで油分が浸透しているのが特徴です。

そのため、

・乾燥に強い
・使うほど柔らかくなる
・美しい艶が生まれ、深みも増していく

といった性質があります。

スクラッチ加工がオシャレ

真鍮ブラシで弧を描くように磨かれ、起毛している

プエブロレザーの特徴の1つでもある、革の表面に弧を描いたようなこの模様。

実はイタリアの職人が手作業で、革の銀面(表面)を真鍮ブラシで磨き上げて、軽く起毛させているんです。近年ではそれを「スクラッチレザー」と呼んでいます。

手作業で磨かれた銀面。スクラッチが多い所もあれば、ひかえめな所もあり、まさに一期一会の出会い

そしてこのスクラッチ加工によって、

・和紙のようなザラついた質感
・起毛した箇所の色が淡くマットに
・使うと毛羽立ちが落ち着き、艶が生まれる

など、経年変化の過程をしっかりと楽しむことができます。

起毛している所はやや淡く、それがオシャレな模様に

私はこのスクラッチ加工がオシャレで大好きです。
特に国内ブランドの「」で購入したプエブロレザー革財布のこのトラ猫みたいな模様がとっても気に入っています。

このスクラッチ加工は職人の手で磨き上げられているので、二つとして同じものはありません

世界に1つしかない、自分だけの模様になります。

プエブロレザーの経年変化|植物タンニン鞣し

植物タンニンなめしの革は、植物に含まれるタンニン(渋)を使ってなめされた革です。

このタンニンは空気や紫外線の影響を受けて少しずつ変化するため、使い込むほど革の色は徐々に深みを増していきます。

日常の中で手に触れ、空気や光に触れることで、革は鮮やかな色から落ち着いた濃い色へと変わっていきます。

まるで季節とともに色づいていく植物のように、自分の使い方によって表情が変わっていくのも、植物タンニン鞣し革の大きな魅力です。

プエブロレザーのお手入れ方法

最初は何もせず、そのままの状態を楽しもう

プエブロレザーのお手入れは意外と簡単です。

オイルを多く含んだオイルドレザーのため、初期の頃は基本的にオイル塗りなどのケアは不要です。まずはその毛羽立ちによるザラッとした質感を堪能してみてください。

そして、プエブロレザーの1番のお手入れ方法は「毎日手に取り使ってあげる」こと

もし日々使っていく中で、革の表面に乾燥など感じた時に、「ミツロウ」などの革用クリームで油分を補ってあげると、さらにしっとりとし、より深みのある経年変化を楽しむことができます。

お手入れの手順|乾燥が気になった時のオイルケア

私はsotのミツロウを愛用してます

オイルケアの手順はとても簡単です

  1. やわらかい布(綿100%)やブラシで、革の表面のホコリを落とします。
  2. 蜜蝋を少量布に取り、革の表面にやさしくなじませるように塗り込んでいきます。
  3. 全体に塗り終えたら、ブタ毛ブラシでブラッシングし、オイルを革全体になじませます。
  4. 最後に乾いた布で余分な油分を軽く拭き取れば完了です。

最初は「失敗したらどうしよう」と不安になると思いますが、実際にやってみると意外と簡単だったりします。

まずはあまり目立たない隅の部分で試し塗りをしてみて問題がなければ、そのまま全体に少量ずつ塗り広げていくと安心です。

プエブロレザーの特徴

プエブロレザーの特徴
  • 銀面が和紙のようなザラッとした質感(スクラッチ加工)
  • 使い込むと毛羽立ちが寝て、滑らかな艶が出る
  • 油分を多く含むオイルドレザー
  • 比較的エイジングが大きい革
  • 手の油や摩擦でも経年変化が進む
  • お手入れが比較的簡単&ラク
  • 初期は水に弱いが、艶が出ると多少強くなる
  • 傷は付きやすいが、指やオイルでもみ込むと馴染んでくれる
  • 色ムラやトラなど天然革らしい個体差がある

上記のことから、プエブロレザーはこんな方におすすめ。

・経年変化を存分に楽しみたい方
・お手入れがラクな本革を選びたい方
・初心者にも扱いやすい革を探している方

プエブロレザーは油分を多く含む革のため、特別なお手入れを頻繁にしなくても、使うほどに自然と経年変化を楽しめるところが魅力です。

また、オイルを多く含んでいるので、ちょっとした傷であれば指でもみ込むことで目立ちにくくなることもあります。

革の表情の変化を気軽に楽しめるので、初めての本革製品としても人気の高いレザーです。

プエブロレザーが向いている人・あまり向いてない人

プエブロレザーは経年変化を楽しめる魅力的な革ですが、人によっては合わない場合もあります。

ここではプエブロレザーが向いている人と、向いていない人(デメリット)を紹介します。

  • 革の経年変化(エイジング)を楽しみたい人
  • シンプルで素朴な雰囲気が好きな方
  • 人とかぶりにくい革財布を持ちたい人
  • お手入れが比較的ラクな革を使いたい人
  • 自分だけの革財布へと育てるのが好きな方

では、最初にどんな方に向いていないのか、詳しくお話ししていきます。

プエブロレザーのデメリット3選【こんな人には向かない】

プエブロレザーは魅力的な革ですが、以下のような特徴が気になる方には、あまりおすすめできない場合もあります。

1. 傷がつきやすい革が苦手な人

プエブロレザーは比較的傷がつきやすい革です。
ただし、浅い傷は指でもみ込んだりオイルを塗ることで、傷が目立たなくなります。

個人的にはむしろ、その傷さえも味となり楽しませてくれる所に魅力を感じています。

2. 経年変化(エイジング)が苦手な人

使うほどにアンティークな姿へ変化

タンニン鞣しの革であるため、使い込むほどに艶が増し、色味も飴色へと変化していきます。正直、この経年変化した姿が苦手な方もいます。

購入時の見た目を長く保ちたい方には向いていません。

3. 水濡れに気を使いたくない人

使い始めの頃は水に弱く、雨の日などは注意が必要です。

ただし、使い込んで艶が出てくると、多少の水であれば弾くようになってきます。またフッ素系の防水スプレーで雨対策すると安心して愛用できます。

経年変化しない「クロム鞣し」という選択

クロム鞣しは経年変化しない

このような特徴に不安がある場合は、タンニンなめしではなく海外のハイブランドでよく使われているクロムなめしの革を選ぶのも一つの方法です。

クロムなめしの革は、

・水に強い
・傷がつきにくい
・経年変化がほとんどない

という特徴があり、購入時の美しさを保ったまま使い続けやすい革素材です。

経年変化しない革については、以下の記事でさらに詳しく紹介しています。

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それでもプエブロレザーが人気の理由

プエブロレザーには傷のつきやすさや水への弱さなどの特徴がありますが、それでも多くの革好きから支持されています。

その理由は、他の革にはない独特の経年変化(エイジング)にあります

表面は最初、和紙のようなマットでざらっとした質感をしていますが、使い込むほどに繊維が寝ていき、自然な艶が生まれていきます。

さらに色味も深まり、時間とともに飴色のような美しい表情へと変化していくのが魅力です。

新品の状態が完成ではなく、使う人の生活とともに革が育っていく感覚を楽しめるのが、プエブロレザーならではの魅力と言えます。

プエブロレザーが向いている人

  • 革の経年変化(エイジング)を楽しみたい人
    • 使い込むほどに艶が増し、色味が深く変化していく革
  • 革を育てる楽しみを味わいたい人
    • 傷やシワも含めて、自分だけの風合いに変わっていく過程を楽しめる
  • ナチュラルな雰囲気の革製品が好きな人
    • マットで自然な質感があり、革本来の風合いを感じられる
  • 長く愛用できる革製品を探している人
    • タンニン鞣しの革は耐久性もあり、使い込むほど味わいが増す
  • 人と少し違う革財布を持ちたい人
    • 革の表情が一点一点異なり、世界に1つだけの革製品にロマンを感じる

経年変化が楽しいプエブロレザーは、革を自分色に染めたい方、世界に1つしかない自分だけの革製品へ育て上げたい方におすすめです。

プエブロレザー財布おすすめ3選

プエブロレザーは最初の頃と経年変化した後との2面性を持ち合わせる、とても楽しい革です。使うほどに艶めき、色が濃く深まっていく。

そんな工程をとことん楽しめるアイテムが革財布です。

今回は5年後、10年後と長く経年変化を楽しめる、日本の職人が手づくりしているプエブロレザー財布を3つ紹介します。

10年後、どんな風に姿を変えているのか、楽しみになる財布です。

1. 劇的な艶に惚れる。sotの「プエブロレザーラウンドフォスナー長財布」という傑作

プエブロレザーで人気の国内ブランドといえば「sot」です。

sotで特におすすめなのは性別問わず使える「」です。

こちらは腕の良い日本の職人が1つ1つ丁寧に手作業で仕立てた、最高級の革財布となっています。デザインがシンプルでありながらも、その独特な存在感は目を引くものがあります。

お札を折らずにスッと入れられて、カード入れ8枚、フリースペース2つ、小銭入れ1つと大容量。ユニセックスなデザインなので、パートナーと色違いをおそろいで使っても楽しいです。

\ 3ヶ月で別人のような艶に。自分だけの育てる革 /

2. 累計販売1万本突破した、sotのプエブロレザー二つ折り財布

こちらは累計販売1万本を突破した、sotで1番人気の「」です。

二つ折りというコンパクトな形だからこそ、手のひらの体温や摩擦がダイレクトに伝わり、エイジングの進みもより身近に実感できるのがこのサイズの醍醐味。

自分だけの「一生モノの相棒」に育てる楽しさを、毎日肌身離さず実感できます。

\ 誰もが二度見する、劇的な艶へと変化/

オンライン限定カラーが熱い

1つの財布で2色のプエブロレザーを堪能できる

必見なのが、公式サイト限定のスペシャルカラー。
外側には深みのあるネイビー、内側には鮮やかなキャメルを配するなど、開くたびにコントラストが楽しめるバイカラーデザインが魅力。

一つの財布で二つの表情を楽しめる、贅沢な仕様です。

「人と同じものは持ちたくない」というこだわり派の方におすすめ。

公式サイトでしか出会えない特別なバイカラー

3. mokuのコンパクト&スリムな財布も人気

彩り豊かなプエブロレザーを楽しみたいなら、mokuの「薄くてコンパクト」な財布が最適です。
全5色のカラーバリエーションはどれも表情豊かで、選ぶ楽しさも格別。

「薄いのに使いやすい」を形にしたそのデザインは、まさに秀逸。

ミニマル派のこだわりを支える理想の相棒として、今多くの支持を集めています。

薄い、使いやすい、育つ、ミニマル財布

私の相棒はsotに決定。プエブロレザー二つ折りミニ財布と歩む「育てる日々」

私はsotの「」を一生の相棒として選びました。

「紙幣が折れないコンパクトさ」を求めて辿り着いたのがsotでした。

始まりは、メインビジュアルで見たプエブロレザーの圧倒的なお洒落さでした。
紙幣が折れないミニ財布を探していたはずが、sotの持つ温かい雰囲気と、プエブロの奥深い魅力にすっかり心を持っていかれーー。

気がつけば、新作の二つ折りミニ財布を「自分の相棒」としてお迎えしていました。

小銭入れがBOXタイプで見やすい所がお気に入り
起毛している所はやや淡い色で、それがとてもオシャレな模様になってくれている

手元に届いた時、そのしっとりとした質感と起毛した箇所のふわっとした触り心地に感無量。

多くの方が和紙のようなざらついた触り心地と形容していますが、私的には「しっとり」&「ほんのりふわふわ」って感じで、とても触り心地が良かったです。

内装も贅沢にプエブロレザー

そしてこの和紙のような触り心地は最初の数日間だけ。
プエブロレザーは経年変化しやすいので、ほんの1ヵ月も使えば艶が生まれ、色も次第に深まってきます。それがすごく楽しみで楽しみで仕方ありません。

これから大切に大切に、愛用していきたいと思います。

実際に手にして分かったsotの品質や、公式サイトだけでは見えない細かなディテールをまとめました。独特の質感や紙幣・小銭の出し入れのしやすさなど、以下の記事で本音レビューしています。

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sotのには、

・ハチロウ(蜜蝋)
・豚毛ブラシ
・クロス

がセットになっており、さらに収納用のオシャレな木箱も付いてきます。

必要な道具が一式そろっているので、初めてレザーケアをする方にも使いやすいセットです。

\ プエブロレザー基本のお手入れセット /

まとめ|プエブロレザーで今日から育てる自分だけの革作品

プエブロレザーの最大の魅力は、単なる革製品ではなく、自分だけの「作品」を育てる楽しさにあります。

そして数か月後の劇的な変化に魅了され、世界に1つしかない、一生の相棒になっているはずです。

上質なプエブロレザー×日本の職人が手づくりした革財布は、5年後、10年後と末永く愛用していけます。

10年後もずっと長く愛用できる革財布の特徴については、以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はあわせて読んでみてください。

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少しでも参考になれば幸いです。

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