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kuu
クリエイター
革製品愛好家歴10年以上。
最近は革の手帳にハマっています。革と一緒に自分も成長していける日々が好きです。

初心者でも安心!ブライドルレザーの特徴と簡単お手入れガイド

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ブライドルレザーは、使うほどにしっとりと色気が出てくる革です。私もかれこれ10年以上、ブライドルレザーの革財布を愛用しています。

もともとは「馬具」に使われていた歴史ある牛革で、ロウや油分をじっくり染み込ませて仕上げるという、なんとも手間ひまのかかった素材です。
だからこそ、強くて型崩れしにくく、雨や湿気にもわりと強い。さらに、使うほどに手に馴染み、年月とともに「自分色」に育てられる革として、多くの革愛好家から高く評価されています。

この記事では、ブライドルレザーの特徴や革財布のお手入れ方法、経年変化の楽しみ方まで、わかりやすくお話ししていきます。

もくじ

この記事を書いた人

kuu
クリエイター
革製品愛好家歴10年以上。本革を自分色へと育てるのが大好き。日々使う中で感じたことを大切に、革製品たちの記録を残しています。

ブライドルレザーの特徴

ブライドルレザー 引用元:cocomeister

ブライドルレザーは、イギリスで1000年以上前から、馬具として貴族たちに愛されてきた革です。「ブライドル」とは、馬や家畜に手綱をつけるための装具のこと。名前からも、丈夫さと信頼性が求められていたことがわかります。

人の命を守る馬具用に開発されたブライドルレザーは、手作業でロウを革の繊維の間に丁寧に染み込ませることで、何倍もの強度と耐久性を実現しています。

革の表面に見える白い粉のようなものは、ロウが浮き出たものです。新品のうちはマットに見えますが、使い込むほどに光沢が増し、まるで革が一枚脱皮したかのような高級感としっかりした質感に育っていきます。

ブライドルレザーって、こんな革

とにかく丈夫

ブライドルレザーは、繊維がぎゅっと詰まった構造に加え、ロウや油分を内部までしっかり染み込ませているため、摩擦や衝撃に強く、型崩れもしにくい革です。

馬具として長年使われてきた背景が、この丈夫さの秘密でもあります。

形がきれいに保ちやすい

厚みと繊維密度の高さにより、バッグや財布のシルエットを長くきれいに保てます。使い込むほど柔らかさは増しますが、だらしない印象にならず、品のあるフォルムを維持できるのが特徴です。

水にわりと強い

表面に染み込んだロウの薄い膜が、水をはじく自然のバリアの役割を果たします。突然の雨や湿気にも耐えられますが、長時間濡れたまま放置すると染みやカビの原因になるので、軽く拭き取るなどの配慮は必要です。

育つ革

新品ではマットで、表面に白いロウの粉「ブルーム」が浮いていることがあります。これは汚れではなく革本来のロウ分で、触れたり使ったりするうちに光沢が増し、色も深まって独特の風合いに育っていきます。
経年変化を楽しむための革としても優秀。

クラシックで上品

ブライドルレザーは重厚感があり、持つだけで落ち着いた雰囲気を演出します。スーツのポケットやデスクの上に置いても違和感がなく、上品な存在感を長く楽しめる革です。ビジネスシーンでも活躍してくれます。

ブライドルレザーのお手入れ方法

かれこれ10年以上愛用している、私のブライドルレザー財布

ブライドルレザーのお手入れ方法はとっても簡単です!

「毎日使って、軽く拭く」これが基本になります。

新品〜半年くらい

この時期は、元々たっぷりのロウが革の中に入っているので、特別なお手入れは必要なし。

  • 柔らかい布でやさしく乾拭きする
  • ブルームは無理に落とさなくてOK

新品のうちは、むしろ何もしないほうがいい革なんです。

2〜3ヶ月に1回くらい、うるおい補給

使い続けていくうちに、表面のロウが薄くなって「ちょっと乾いてきたかな?」と思ったら、クリームをうす〜く塗ると良いです。

  • 無色のレザークリームをほんの少しだけ
  • クロスで円を描きながらなじませる
  • 最後に軽く乾拭きしておしまい

ポイントは「塗りすぎないこと」。
たっぷり塗ると、逆に革が柔らかくなりすぎて型崩れの原因にもなります。ライドルレザーは、ほどよいケアで十分です。

水と湿気のケア

ブライドルレザーは水にわりと強いですが、放置するとシミの原因になります。

  • 濡れたらすぐに柔らかい布でやさしく水分を吸い取る
  • 直射日光は避けて陰干し
  • 湿気の多い季節は風通しのいい場所へ

革内部に水分を残さず、適度に風を通してあげることが、長く美しさを保つコツです。

毎日使うことが1番のお手入れになる

こちらは私がいつも愛用してブライドルレザーのコインパースです。
愛用歴10年目ですが、一度もお手入れをしたことがありません。こんなに艶やかなのに1度もオイルなどで油分を補給したことがないんですよ。

ブライドルレザーは毎日使うことがメンテナンスになるので、基本乾拭きのみで大丈夫です

使い続けることで、革に染み込んだロウが表面に少しずつ浮き出し、自然なコーティングの役割を果たしてくれます。

もちろん、長年使っていて表面が乾燥してきたと感じたら、「コロニル・シュプリームクリーム」などの皮革用クリームで、うすく油分を補ってあげると安心です。

防水スプレーで水と汚れ対策してます

私は普段、ブライドルレザーを長くきれいに使うために、防水スプレーで水や汚れ対策をしています。

防水しておくことで雨対策はもちろん、汚れも防いでくれるのでお手入れが楽になります。

防水スプレーはフッ素系の「コロニル・ウォーターストップ」がおすすめです。革を傷めず、素材感を維持したまま防水できます。

革表面にロウが浮き出ている状態の時は、乾拭きでロウを革に擦り込んでから防水スプレーをしてください。 そのまま防水スプレーをかけると白い皮膜が残る場合があります。 白い皮膜になった場合は、同じく乾拭きすれば目立たなくなります。また手に取り使用することで徐々に取れていくので安心してください。

よくある誤解Q&A

新品のうちからクリームを塗ったほうがいいですか?

不要です。
ブライドルレザーはもともと十分なロウと油分を含んでいるため、新品では乾拭きだけでOK。クリームを塗るのは、表面が乾燥してきたと感じたときで十分です。

こまめにケアするほど良いですか?

やりすぎは逆効果です。
革の中に“栄養”がしっかり入っているブライドルレザーは、手をかけすぎると柔らかくなりすぎて型崩れの原因にも。必要最低限のケアで、革本来の魅力を育てるのが長持ちの秘訣です。

ブルームって汚れですか?

いいえ、本物のブライドルレザーの証です。
革の表面に浮かぶ白い粉「ブルーム」は、染み込ませたロウが表面に出たもの。新品のときはマットに見えますが、触れるうちに光沢が増し、革の耐久性や美しさを支えています。

ブルームだけでは、本物のブライドルレザーではありません

ブライドルレザーの表面に出る白い粉「ブルーム」は特徴のひとつですが、ブルームがあるからといってすべてが本物のブライドルレザーというわけではありません。

実際、市販されている「ブライドル風」の革や、ロウを表面に塗った加工革は数多く存在します。そのため、表面のロウだけで判断すると誤解してしまうことも。

本物のブライドルレザーは、伝統的な製法でじっくりロウと油分を染み込ませた革で、今では少量しか作られていないため、とても希少です。

ブライドルレザーまとめ

ブライドルレザーは、「丁寧に使えば10年もの」と言われるくらい、時間とともに魅力が増していく素材です。

私はかれこれ10年ほどブライドルレザーを毎日手元に置いていますが、今でもまったく衰えを感じず、現役で使い続けられています。

毎日ポケットに出し入れして、たまに乾拭きして、ふと気づいたときには、なんとも言えない深みのある艶が宿っている。

そんな育ち方をする革なので、気楽に、自分のペースで、ゆっくりと付き合っていくことができます。

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